2010年04月06日

シェルスクリプト(変数の定義2)

変数の定義方法だが
この間やったものとは別方法を今回紹介する

1.readコマンドを利用した変数の定義
readコマンドは入力待ち状態にして
変数の中にデータを入れるのに使用する
たとえば次のようなシェルスクリプトがあるとする

#!/usr/bin/sh
echo "名前を入力して下さい=>¥c";read name
echo "あなたの名前は${name}さんですね"


これを実行すると
改行抑制の為のエスケープシーケンスもはいっているので
下の状態で入力待ちとなる

名前を入力して下さい=>

名前がhogehogeさんとして入力しEnterを押すと
次のような結果になる

名前を入力して下さい=>hogehoge
あなたの名前はhogehogeさんですね


となり
対話的な方法で変数nameにデータを格納することができ
とても便利だ

2.コマンドの実行結果を変数に格納する

下のようなシェルスクリプトがあるとする

#!/usr/bin/sh
testdata=`ls`
echo $testdata


以前紹介しechoコマンドの中で使用したが
変数に対してバッククォーテーションでコマンドをくくれば
コマンドの実行結果を変数の中に格納することができる

実行すればlsコマンドの結果が変数testdataに格納されているので
表示されることになる

これらの方法を組み合わせるだけでも
それなりのシェルスクリプトを作成することができる
ぜひ覚えよう



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Posted by タカさん at 20:53│Comments(0)ShellScript
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