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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年06月08日

震災に思う(PCのデータバックアップ)

震災復興ムードな中にあって
職場にも新たに3人の新戦力がはいってきた
ふと思い立って
タカさんは新人とこんな話しをしてみた

「データのバックアップってやっぱり大事だよね?」

一家に1台以上というほどPCが流通している時代だし
皆さんは「あたりまえじゃないか」と思うかもしれないが
以外とこれは安易に答えるにはイヤラシイ質問なのである
そしてよく皆さんが考えるような反応が返ってきた

「HDDが壊れた時にデータが失われてしまいますからねえ」

といった感じ・・・
それには

「んじゃ壊れないHDDがあったらバックアップは必要なくなると思う?」

と・・・さらに質問してみると

「そうですねそんなHDDができれば必要なくなるかもしれませんね」

と安易に返答してきた
しかしこれは一番最悪の答えだとタカさんは思う

「残念だけどそれはまずないなあ」

とタカさんは返答した
そのあとの会話は下記内容にダブるものなので割愛する

結論からするとたとえ壊れないHDDがあったとしても
データのバックアップは絶対に必要なくなることはない
なぜかといえば
HDDが壊れなくても何かしらの影響でファイルが破損してしまったり
ユーザーの操作ミスによってデータが消失したりすることもありうるからだ
これだけはHDDが壊れないからといってどうにもならない
特に操作ミスの部分だが
保存しなくてもいいのにファイルに上書き保存してしまったりといった経験は
ほとんどの方が一度くらい経験してるのではないか?
こんなことからもデータバックアップは必要なPC操作だということがいえる

タカさんの主な仕事はネットワークの監視やUnixサーバの管理だが
やはりデータベースサーバなどはバックアップに気を使う
しかし本来はデータのバックアックに関していうなれば
仕事で使っているデータだろうが個人で使用しているPCのデータだろうが
等しく重要なことだ

なぜこんなことを記事内容にしたのかというと
今回の大震災による津波の浸水に関しては
そんなことすらも全てふきとんでしまうような事態になっているからだ
海水にやられてしまったPCのHDDはほとんどデータを救い出すことができない
いや・・・HDDが動作すらしなかったりする
バックアップしていた外付けHDDごと津波にやられてしまったりでは
もうどうしようもない・・・
真水でやられたものならまだ救うことができる場合もあるが
海水に浸ったHDDは記憶する部分に大きなダメージを受け
せっかくバックアップしたデータも役にたたないという
被災地のHDDデータ復旧に関しては手の施しようがない状態になっている
自然災害とはいえ
ほんとうに無力感に苛まれる

今の技術ならネットワークの回線も整備され
一昔前と比べれば高速なものになってきているので
自然災害の受けないような遠隔地に
データをバックアップしておくということもできる
個人レベルでの遠隔地バックアップだと
オンラインストレージという手もあるが
セキュリティ的には不安が残ってしまう・・・

これからはデータバックアップに関しては
自然災害等を考えたものへと
考えて選択することが必要になってくるのかもしれない  


Posted by タカさん at 12:18Comments(0)タカさんの★PC話し